お安いのに西日本LED対応で500万画素センサー搭載の70mai miniドライブレコーダーを買いました!!

OmniVision製の新型高画素センサーで昼はばっちり夜も明るく映せる70mai miniを買いました!
画面レスですっきりデザイン、西日本LED対応や駐車監視にWiFi搭載はもちろん最新プロセッサーを搭載して新規格H.265録画対応と時代を先取りしたドライブレコーダーです!!



高性能で低コストを実現する中華ドラレコ界隈で今話題のメーカー70mai。
70mai無印、70mai Proと圧倒的なコスパでマーケットを食い散らかす勢いのあるメーカーが送り出す最新機種。それが70mai mini。
それでは早速レビューしていきます!!


ちなみに買ったのはここ
Aliexpressの70mai official Storeです。
https://www.aliexpress.com/item/4000034899999.html


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9月に買ったのに色々忙しくて11月になってしまいました。
とりあえず11月11日のAliexpressのセールに間に合わせるべく急ピッチでこの記事書いています。
公開後も追加したり編集したりするので細かい抜けとかは見なかったことにしてね!
雑に書きなぐっていて間違いがあるかもなので信用せずに他のレビューも確認してね

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スペック


70mai Mini dashcam
Size86.9 x 47 x 31.9mm
LensF1.8 / 140 degree
Image SensorOmniVision OS05A10
1/2.7" 2688×1944pixels
2.0μm×2.0μm
ProcessorHiSilicon Hi3556 V200
supports WDR
H.265 Recording
StoragemicroSD 16-64GB
read/write speed of Class10 above
LCD ScreenN/A
Resolution2560x1600 (H.265)
1920×1080 (H.265)
1920x1080 (H.264)
1280x720 (H.264)
APP Setting [P/N] P=25fps / N=30fps
Battery500mAh

OmniVisionは2018年車載向けイメージセンサー市場でSONYに次ぐ第3位の大手企業。
そんなOmniVisionが開発した500万画素の高画素センサーOV05A10を搭載。
そしてスマホ用SoCで猛威を振るうHiSillicon社の最新ドラレコ用プロセッサHi3556V200を搭載。
国内なら1万円以上の製品で採用されていても全くおかしくない構成ですが、これがなぜだか5000円以下。強いです。


外観・付属品レビュー

白い外箱。宣伝文句などのノイズは無く、本体の形状と製品名と側面にスペックが記載されただけシンプルな外装。


外箱側面。スペックが記載、型番はMiDrive D05


さっそく開封。付属品と本体と取扱説明書が入っていました。本体はモニターレスですっきりデザイン


本体の前に付属品をじっくり見ていきましょう。
付属のUSB-microUSB電源ケーブル。長さは3.5mほどでフロントに設置するには十分満足な長さ。
microUSB端子側はL字になっておりドラレコを設置した際に上方向にケーブルが流れるようになっています。ケーブルは曲がり癖がなかなか取れないですが細く曲げやすいため車内での取り回しは結構良いです。


電源チャージャー。長さが短くソケットに差し込むとあまり飛び出ないタイプ。型番はMiDriveCC01。入力12-24V、出力5V 2.4A/1.0A(計3.4A)
出力は普通のUSB-A端子が2ポート。1つはドラレコ専用端子になっておりオレンジ色の文字で示されています。おそらく電流が2.4Aなポートになっているはず...
2ポートあるのでドラレコで使いつつスマホの充電も出来るので便利ですね。


ケーブルを内装の隙間に押し込む棒。無くても困らないけど付属してるとなんか嬉しい
角が丸くなっており内装が傷つかないようになっています。簡単な内装剥がしも一応できる


貼り付け補助フィルム。ドラレコを両面テープで固定するためガラスに貼り跡が残らないようにあらかじめ貼っておくフィルム、スマホの保護フィルムみたいな感じで張り付く
剥がして捨てる側に簡単な取り付け説明が書いてある。文字だけでなくイラストもあるのが良いですね、これなら文字が一切読めなくてもなんとなく分かります。


付属のマウント。裏面が両面テープになっておりこれで車に貼り付けます。本体を固定するだけなので特に言うことはないですが、強いて言えば縦に2本ゴム素材が入っているため固定した際にガタガタしません。
少ないコストで最大限のメリットを得ようとしている感じが個人的に好き。


取り扱い説明書。英語・中国語・ロシア語・日本語で記載。最小限の使用方法と注意書きとスペックの記載があります。

3流メーカーでよく見る機械翻訳とは違い、日本語文も綺麗に翻訳されています。


ようやく本体です。

正面から。マウントで隠れる部分にスペックと法的表記をしています。これのおかげで外装デザインに余計なノイズが載りません。
70mai Proや70mai Liteはこのマウント部分にGPSと接続する接点がありますが、70mai miniはGPSに対応していないため接点はありません。


マウントを付けたのがこちら。固定マウントの両面テープは黒色のため実際に取り付ける際は目立ちません。
黒色の外装でレンズ部分だけ色分けされてるのが良いアクセントで好き。「70mai」ロゴもさりげない感じで非常に良いです。スッキリしたデザインで車内の雰囲気を崩さず純正のような佇まい。
「ドラレコで撮ってることをアピールしたい」「LEDの点滅で威嚇したい」とかはおこちゃまな考えです。

側面。microSDスロットとmicroUSB給電ポート。結構スロットとポートが近いのが個人的に気になります。

付属のmicroUSBを差したときのクリアランス。ぎりぎりUSB差したままでもmicroSDの抜き差しはできます。出来るけど「う~ん...」って感じです。もうちょい頑張ってほしかった。



レンズの可動域確認用の画像。可動域はだいぶ広いので普通の車ならほぼ使えるはず...
このレンズ可動部は適度な重みで無段階で調整できます。この価格帯のドラレコではまず見ない出来です。良くできてます。
それにしても、かなり薄くて小さいです。モニタレスなだけで結構変わるものですね。



レンズ部分の後ろには動作状況を示すLED。デザイン的にもカッコいい配置で横からも正面からもLEDが確認できます。
LED部分がデカすぎたり明るすぎたりするドラレコは夜間の運転の際に目障りでうんざりしますが、この機種はさりげない感じで絶妙に出来てます。



上部。右からマイク、WiFiボタン、電源ボタンです。ボタンはこれだけです。
WiFiボタン横には小さいLEDがついており、現状のWiFiの有無を示します。
電源ボタンは短く押すと録音のON/OFF(切り替え時に音声にてお知らせ)、長く押すと電源のON/OFFとなります。


スマホアプリでの操作

70mai miniは大部分の設定をスマホアプリで行います。

iOS  https://apps.apple.com/az/app/70mai-worldwide/id1345384242
Android  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.banyac.midrive.app.intl


スマホアプリは70maiアカウント作ってログインしないと使えません。メールにアップデート情報が来たりするのでこれはこれで便利と思う人もいますが、スマホアプリに直接必要ないのにメールアドレスをわざわざ要求してくるのはあまり好きではないです。

ちょっとこの画面に来るまでの工程を何個か飛ばしていますが、ログインしてスマホ本体のWiFi画面からドラレコのアクセスポイントに接続し、アプリから機種名をクリックすればこの画面なるはずです。
初めての接続の際はチュートリアルが表示されます。こうすることで分厚い取説を用意しなくていいしユーザーも分かりやすいので便利です。
電源ボタンは長押しで「電源のON/OFF」、短押しで「録音のON/OFF」、3連押しで「SDカード初期化」、5連押しで「設定の初期化」です。


画像④は設定画面です。「録画時間」は1ファイル当たりの記録時間1分/2分/3分で変更できます。「システム時間」はスマホの時間とドラレコの時間を同期できます。
画像⑤は詳細設定です。「ブーストアップサウンド」は起動時に「録画開始したよ~」という言葉を設定した言語で喋ります。「自動的にオフにする」は電源が入った状態で何分間かGセンサーに反応がない(動いていない→駐車中)時にバッテリーが上がらないようにドラレコの電源を落とす時間です。いまいち使い道は分かりません。
画像⑥はビデオ設定です。H.265は2560x1600,1920x1080、H.264は1920x1080,1280x720が選べます。

画像⑤内にある「P/N」の設定項目にてfpsの変更が行えます。NTSCが30fps、PALが25fpsとなります。これのおかげで70mai miniは西日本LEDに対応したドラレコとなっています。
細かい理由は以下の記事で詳しく書いたつもりなので、時間がある方は読んでみてね!

図でよくわかる「ドライブレコーダーでLED信号機が消える現象」
https://mofulog.blogspot.com/2017/12/Dashcam-TrafficSignal-Lost.html


70mai miniとスマホの接続方法は、70mai miniがWiFiアクセスポイントの親機となりそこにスマホをWiFi接続してアプリで設定変更って感じです。
70mai miniのWiFiアクセスポイントは当然インターネットには繋っていないため、スマホの機種によっては接続している間ネットが使えなくなることがあります。この辺は少し面倒です。


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このアプリでは設定変更だけでなく、撮影した映像のストリーミングやダウンロードが行えます。
ですが、スクショを取り忘れたのでしばらくの間は以下の70mai Proの記事の該当部分を参照ください。
https://mofulog.blogspot.com/2018/12/70mai-Pro-Review.html#chapter-7
あとで、ちゃんと書きますので許して...
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ファームウェアアップデートについて

ファームウェアアップデートは基本スマホアプリより行います。

簡単な順番としては、
1. スマホと本体をWiFiで接続し、本体FWを確認させる。
2. スマホと本体のWiFiを切断し、インターネットで新FWの有無を確認&ダウンロード
3. スマホと本体をWiFiで接続し、本体にFWファイルを転送
4. 転送終了後、自動で本体の電源が切れFWアップデートが開始される。
って感じです。

以下は70mai Proでアップデートした際の画像ですが、操作は同じなので気にしないでください。

画像⑦は70maiアプリのホーム画面を左側をスワイプして出てくるメニューの「自分のデバイス」という項目です。自分が過去に接続したことのある製品が表示され、アップデートがある場合は赤丸が付きます。
アップデートの有無の確認の際はインターネットに接続する必要があるため、一度ドラレコのWiFiから抜ける必要があります。
画像⑧は赤丸が付いた製品名をクリックした画面。FWファイルをダウンロードします。
画像⑨は、FWファイルのダウンロード後に製品に接続した際のダイアログ。スマホからドラレコへファイルを転送し、自動でアップデートを行います。



実際に撮影した動画

ようやく本題に入りたいところですが、ただいま動画を編集中のためしばしお待ちください~
とりあえず無劣化の動画ファイルを以下のGoogleドライブに入れてますのでそれで確認してね
https://drive.google.com/open?id=1x4aJ3p4CSVwWMsBgS1o2kMnznVJKrs6n

近いうちに比較動画をYouTubeに上げる予定なので許して!


おまけ

左からLite, mini, Pro。LiteとProはたぶん同じ外装。miniは上下に少し小さく横に少しおきいです。
Liteはマウント部分に「STARVIS」のロゴが入っています。ProもSTARVISのはずだけど入ってませんね。


左からmini, Pro, Lite。miniの薄さと小ささが際立っています。画面レスなだけで結構変わりますね。


外装もそれほど違いが無く価格帯も近いため、どれを買うか迷う方も多いと思います。
miniとProはセンサー,SoCにそれほどの違いはありません。大きな差異は「画面の有無」と「GPSの対応」でしょうか。
LiteはSONY STARVIS IMX307センサーのため解像度が1920x1080となりmini/Proの2560x1440オーバーと比べると小さい値ですが、そのぶん低照度環境ではノイズの少ない映像が得られます。
ただし、SoCはmini/Proのものと比べると見劣りしますし、IMX307は飽和して白飛びしやすい傾向があるため手放しで褒め散らかすのは出来ない感じ

完全に個人的な意見とすると、
画面レスな製品がどうしても欲しい」って人は70mai mini。
リアガラスにスモーク入ってて暗いから暗所に強いやつがどうしても欲しい」って人は70mai Lite。
それ以外の人は70mai Pro
という感じでしょうか。

値段そんなに変わらないので、値段の安さだけでLite買うよりはPro買うほうが確実にマシ。

何というか、70mai Proが一番欠点が少なくバランスが良いから人に勧めるとなると結局こうなっちゃう...。

まとめ

良いところ
・小さく薄くミニマルなデザイン
・25.00fps撮影による西日本LED対応
・優れた外装品質 / 洗練されたスマホアプリ
・値段に対して映像の質は高い


ダメなところ
・動画内の「70mai」ロゴ、タイムスタンプが消せない。ついでにサイズがデカすぎ(今後のアプデで治るはず...たぶん)
・画面無しなので細かい設定変更はスマホが必要だったりと使用者を選ぶ
・広く普及している16:9の「2560x1440」が選べない(近い解像度は2560x1600となる)。

70mai Proのころはタイムスタンプは設定から消すことが出来たが、miniではそんな設定もなく悪化しています。
せっかく良い画質の映像なのに目立つロゴと、無駄にデカくてダサいフォントのタイムスタンプがついてくるのは非常に残念。

以下が70mai miniのロゴとタイムスタンプ。タイムスタンプが...


画面レスなので万人に勧められる製品ではないですが、性能は文句なしの一品。
本体の小さな画面でちまちま映像確認するのも経験上無いので(WiFiでスマホと繋ぐかmicroSD差し替えたほうが断然楽)、その辺を理解できる人ならなら遠慮なくお勧めできます。


前後左右どこからでも追突してくるのにドラレコ1台で十分ですか???
迷ってる間に死角から事故られちゃうかも。今すぐ買おう! 2台目も3台目も買っちゃおう!!

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